ガルボでひと休み。

いろいろ書いていきます。

我が家のような環境って他にありますかね?

今日は大幅に時間があるので、今まで温めていた分書いていきます。

といっても、仕方なく家に居るしかないのでね...。

 

結婚して来年で丁度20年。子供は現在中学生と小学生が居ます。

普通の家庭と思いきや、私が一応大黒柱やってます。

夫は精神障害患って16~7年。今まで仕事やっても長続きせず、

今年、2回目の扶養申請し、家族3人養っています。

つまり、夫婦揃っていても片方しか働いていないので「片働き」。

私の世代が子供の頃は、実際それは殆ど当たり前のようだった。

父親が働いて、母親が家で家事や子育てをする。

母子だけとかひとり親家庭が逆に珍しいくらいだった。

 

ある時から、ひとり親家庭が珍しくなくなってきた。

今では、ひとり親に手厚い支援をしてくれる事が多い。

離婚後に養育費は貰えるかどうかは別として、

子供が居る家庭なら一定の年齢まで貰える児童手当の他、

児童扶養手当というのも付く。希望すれば就業支援までしてくれる。

ひとり親同士のネットワークというのも出来あがっているらしい。

 

ところが、片働きについては、何処も取り上げていない。

夫婦2人揃っているだけでも十分なのだろうか。

1人でも働いていればそれなりに家計が回っていると思われているのだろうか。

そんな時代錯誤的な思い込みもいい加減にして欲しい。

特に、非正規で働いて居る人が多いというのに。

更に今なんて、何時自分の首が飛ぶかどうか分からない状態なのに。

 

これって誰も何処にも「つらい」って言えないよね。

それを押し殺して日々働き、足りない分を副業で補っても、

馬鹿みたいに高い社会保険や厚生年金、介護保険所得税、住民税で持ってかれ、

生きて行くために必要なお金などを払い、手元に残るのはごく僅か。

 

ちなみに「離婚すれば良いじゃ無いか」という輩もいるだろうけど、

手続きが婚姻届よりも面倒なのでそれを考えて言えばいい。

 

コロナ禍の今も、某大臣が「生活が困窮しているひとり親、非課税の家庭」に限定して支援するとか言っていて、

非正規で共働きの半分で生活している片働きの人達はすっかり忘れ去られている。

そんなピンポイントの支援じゃなくて、全国民に「ベーシックインカム」を導入すれば良いんじゃないですかね。