ガルボでひと休み。

いろいろ書いていきます。

寛容って難しいね。

最近よく聞く「寛容」。

ACのCMでも若い男性と年配の女性がラップ調で掛け合うシーン。年齢と共に身体が思う様に動かせないのはそれは仕方の無いこと。これは寛容に値します。

逆に許せないのは、並んでいる他人に寄ってきて、「一緒に買って欲しい」とお金を渡してきたオバさん。これ、実体験でありました。お金を渡せば良い事ではありません。急いでいる訳でも無く、「並ぶのが面倒なのよぉ〜」というオバさん。私はその一言でブチ切れて、最後尾に追いやりました。

そういうマイルールでやってきている人たちが多いなーと思っています。今後も増殖するのだろうけど。

 

今年は行動制限も解除されて、あちこちでイベントが再開しましたが、参加しませんでした。配信はあったとしても会員登録が必要だとか、有料チャンネルへの契約が必要だったり、そもそも一日中見られる暇なんて無いのです。去年は初めてフジロックの配信があったので、King GnuThe Millennium Paradeのライブもリアルタイムで参戦出来ましたが、今年は彼らは出演せず、別の聴きたかったバンドは金曜の午後だったため、配信参加できず、諦めました。

フェスとは無縁に過ごしてきましたが、やはり本格的に開催となると、気合いの入れようがちがうんだなと。そういうところで出てくるのが、寛容とルールかな。

私は海外アーティストについては疎いです。今年は海外から結構来てくださり、大御所や最近人気だという方々が日本に来てくれるなんて有り難い。しかし、音楽よりもファッションや言動ばかり注目され過ぎている様な気がします。

男女混合のバンドで、サルの被り物をしたり、女性がトップレスの衣装(星形の二プレスあり)で演奏したりとかありますが、サルの被り物で何が不満かな?メンバー全員オオカミになりきってるバンドもいるよね?

女性の二プレスを真似て、×形のテープをニップルに付けてて何がいけないのかな。King Gnuのせきゆー(Dr)は半裸でドラム叩いたり、時々海パンにもなるし。彼らはステージ上ではバッキバキだけど、ステージを降りると曲に因んで「BOY」たちみたいだし、好感に思うのも不快に思うのも人それぞれ。

LGBTq?もちろん個人的には寛容です。美を表現している人たちだけだと思ったけど、過去を振り返ったら高校の時に何人かいたかも。制服着ている以外はほぼ中身まで男性のように振る舞っている子。違和感なくて、純粋に男前でカッコいいと思ってた。卒業して散り散りになったけど、今頃何してるかな。

そういう、特に団塊世代や、育てられてきた私たち世代のほとんどだろうか。上に書いた様な人たちを受け入れる気が無い人が多いのはちょっと残念。嫌ならわざわざ本人達の前で言う必要も無いし、メディアに書き立てる必要も無い。寛容が無い限り、いつまでたってもこの国の未来は明るく無いだろうね。